地質調査講習会(仙台工業高校)の講師を当社社員が務めました

 10月28日(木)に、仙台工業高等学校(仙台市)で開催された「2021年度地質調査講習会」は、同校と一般社団法人東北地質調査業協会が、心豊かで創造性にあふれた地域の担い手の人材育成の一環として近年継続している出前講座であり、同協会の技術委員会副委員長でもある当社 東北支社の秋山純一が、全日制課程の土木科1年生30名を対象に講義を行いました。 

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秋山講師による講義 

 講義では、自分たちが立っている大地が何でできているかから始め、地質調査が土木や建築の設計や工事、あるいは自然災害を防ぐために役立つことなどを解説しました。続いて、ボーリング調査の方法や地震や液状化災害の発生メカニズムなどを説明しました。教室での講義の後には、ボーリングマシンによるコア掘削や標準貫入試験の実習等を実施し、高校のグラウンドの地下から採取したコアに触れて、地質調査を実感してもらいました。 

Drilling    Tansa
ボーリング実習                                   表面波探査実習

 講義会の後のアンケートから、通常のカリキュラムにはない地質調査の講義と実習は、新鮮で大変印象的な体験だったことがうかがえました。

  「地質・地盤に強い建設コンサルタント」である当社は、このような活動を通じて若い世代にも地質調査の重要性や魅力を伝えて、サステナブルな「安全・安心」に貢献します。