老朽化した砂防堰堤の劣化診断-高周波衝撃弾性波法(透過法)-

 既設の砂防施設には、古い年代に設置された砂防堰堤が多数存在しています。
 これらの砂防堰堤の中には、亀裂、損耗、コンクリートの劣化などが起因し、内部構造等に問題が生じていると懸念されるものがあります。こうした古い砂防施設の安全性や施設の砂防機能について点検確認を行い、問題があるものについては緊急的に改築を行い、その保有すべき機能の長寿命化を図るための的確な対策の実施が必要と考えます。
 当社では、このような古い砂防施設、特に砂防堰堤の目視点検では判別できない内部の老朽化や緊急改築が必要とされる施設、歴史的砂防施設の保存・活用に関して一次選定調査(詳細調査箇所の選定)を高周波衝撃弾性波法による非破壊調査で支援いたします。

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歴史的砂防施設の一例

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砂防堰堤の破損状況(石積崩落)

| 概要 | 診断方法 | 評価方法 |