- Q1:「担当している仕事」と「どんなことが出来るようになったか」について教えてください。
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私が所属する部署では、主に岩盤を対象とした地質・地下水調査、斜面防災・地すべり関連業務などを行っています。その中で私が主に担当している仕事は、ボーリング調査です。ボーリング調査は、地下の地質構造を把握するために行うもの、地盤の強度を把握するために行うもの、地すべり地域の地すべり面を推定するために行うものなどがあり、各業務によってその調査内容・目的も様々なものがあります。このボーリング調査では現場管理や掘削されたボーリングコアの観察、調査によって得られたデータの解析作業までを行います。この調査を行っていく中で、ボーリングコアの観察手法や、解析手法などを少しずつ習得しています。
- Q2:仕事で苦労したことは何ですか?
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この仕事をやっていると、期限がとても大事になってきます。時には、調査をしてすぐに結果報告をしないといけない時もあります。その際に、今ある手持ちのデータからどこまで言えるのか、結果として何が言えるのかなどを限られた時間の中で最大限、相手側に伝わるように上手くまとめないといけません。その部分が難しい所だと感じています。また、現場作業では、予定通りに業務が進むことの方が少ないです。天候によって予定変更になったり、予想外のものが掘削中に出てきたりなど、色々な要因が絡まって日々変わっていく工程に対して臨機応変に対応していくことの難しさを日々実感しています。
- Q3:ダイヤの特徴(良い点、悪い点、魅力、強み)を教えてください。
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何と言っても地質に関する業務に携われる機会が多いことだと思います。色々な現場で様々な地質に触れることができ、普段の生活では味わうことのできないとても貴重な体験ができます。また、多種多様な分野の専門家の方たちが多くいらっしゃるので、分からないことに関してはすぐに質問できる環境が整っています。
- Q4:今後の目標と実現したい夢を教えてください。
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一概に地質調査といっても、まったく同じ業務というものは無く、業務を通じて日々新たな知識と経験を習得しています。いずれは一つの分野に捉われることなく技術の引き出しを多くすることで、どのような依頼に対してもベストな提案ができるような、誰からも頼ってもらえる”地質技術者”になりたいと思います。