先輩社員からのメッセージ

Recruit Information

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地質技術者

九州支社 地盤技術部

A.Y

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理学研究科

生物地球系専攻

H27年入社

地質調査は幅広い!?

 みなさんは「地質調査」と聞いてどんなことを連想しますか?私は学生の頃、地質調査は山を歩いて地質図を描いたりが主な仕事だと思っていました。確かにそうした業務もありますが、地質調査の目的は、「施工」「設計」に必要な地盤の構造や特性を把握するという土木工事の大きな流れの最上DSCF5209流側に位置する重要な仕事です。それは、必ずしも施工工法に留まらず、周辺住民などとの関係構築にも大きくかかわっています。私が主に行っている業務は水文調査といって、土木工事によって地下水の流れが変わり井戸水を使用している住民の生活に支障がないかを調査する業務です。目に見えない地下水の挙動を、沢水の量や水質を測定したり、地質構造と照らし合わせてどの地層に地下水が蓄えられているのかを解析したりして、影響を評価しています。

困ったときに頼られる存在!!

 地質コンサルタントの仕事は、主に土木工事に関わるものです。構造物を建設する前に、岩盤の状DSCF5037況を確認することで、適切な「設計」「施工」を行うことができます。また、地盤に何らかの問題が予想されるときには、問題の原因を探りどのようにすれば問題を解決・克服できるか提案します。ゼネコンのように建物そのものを造るものではありませんが、調査の結果は設計に大きく影響します。このような意味で、自分が大学で学んできたことが世の中に形として残り、社会に貢献していると感じられる所にやりがいを感じています。

 

私が当社を選んだ理由:地質調査は、地質を「手段」とした問題解決&コンサルティング!!

 私は考えたり知恵を絞ったりするのが好きで、それによって誰かが喜んでくれることにやりがいを感じていました。また、考えるための選択肢として多くの知識や経験が必要だと考えていました。なので、ベンチャーを含めてコンサルやマネジメントのできる職種を中心に就活をしていました。この会社を選んだのは、1.「知恵を絞って社会に貢献できる」2.「協力会社の方たちとチームワークで作業を分担したものを統括するマネジメント業務も同時に行うことができる」3.「大学で専攻していた分野を手段として活用できる」と考えたためです。また、全国転勤(海外は稀ですが)できることも様々な環境でいろんな人に出会いながら、人間的な成長ができると感じた点の一つです。

先輩社員からの就職活動アドバイス

・「働くこと」「働く自分」に対しての【具体的なイメージを持つ】こと。そのために就職した先輩の話を聞くこと。
・「自分は何に関心があるのか」「【心が喜ぶ】のはどんな時か」など【腑に落ちるまで自己分析】すること!ありきたりですが、これがやはり一番重要だったように思います。一人でなかなか掘り下げられない時は、友達に話したり、面接を数多く受けることで頭が整理され、より自分を深く知る時もあるので、とにかく恥ずかしがらずにアウトプットすること!!